【初心者向け】メタバースの始め方と必要な機材を10分で解説

メタバース自体は無料で始められます。ゲームで遊んだり、ビジネスを立ち上げたりするためには暗号資産(以降は仮想通貨)の購入が必要です。1,000円など少額から始めることも可能なので気軽に始められます。

この記事では、メタバースの始め方や人気のサービス、またメタバースを始めるのに必要な機材について、わかりやすく解説していきます。

目次

メタバースのわかりやすい始め方5ステップ

メタバースの始め方は、次の5ステップです。

1、仮想通貨取引所の口座を作る
2、仮想通貨を買う
3、海外取引所の口座を開設して仮想通貨を送金
4、仮想通貨でメタバース用のコインを買う
5、買ったコインを使える状態にする

それぞれ、わかりやすく解説していきます。

1、仮想通貨取引所の口座を作る

暗号資産取引所とは、仮想通貨における銀行口座のようなものです。

メタバースを始めるには仮想通貨の購入が必要で、それには仮想通貨取引所の口座開設が必須です。

でも、そんなに手間のかかることではないので安心してください。

金融情報サイト『お金の知恵袋』が実施したアンケートによると、暗号資産取引所の人気ランキング1位が「Coincheck」という結果になりました。

出典:お金の知恵袋

口座開設には入金の必要がなく、個人情報を入力して身分証明証の写真をスマホから送るだけで口座開設完了です。

2、仮想通貨を買う

仮想通貨の購入方法は、次の2ステップです。

1、自分の銀行口座から取引所へ日本円を振り込む
2、数ある仮想通貨の中から選定して購入する

コインチェックで日本円を仮想通貨に換金します。換金する通貨は、初心者にはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)がおすすめです。

なぜなら、ビットコインやイーサリアムは解説している記事も多いので、なにか困ったときに解決方法をネット上から見つけやすいからです。なお、最初は2,000円くらいから始めれば大丈夫です。少額から始めたほうがリスクが少ないことと、始める決意がしやすい金額だからです。失敗しても、2,000円程度なら良い勉強代だと思って諦めがつきやすいです。

3、海外取引所の口座を開設して仮想通貨を送金

メタバースの中で使えるコインは、日本では直接買えません。なぜなら、海外の取引所には日本円を直接送金できるところが無いからです。

したがって、さきほど日本円で購入した仮想通貨を、海外の取引所へ送金したあとにメタバース用のコインを購入します。

この海外暗号資産取引所ですが、おすすめは「バイナンス」です。なぜなら、取り扱っているコインの種類が、取引所の中でも300種類以上と非常に多く、セキュリティもしっかりしているため初心者が活用するのには向いているからです。

4、仮想通貨でメタバースコインを買う

バイナンスの口座を開設できたら、仮想通貨をメタバースの通貨へ交換します。

メタバースの種類によって、使えるコインはそれぞれ決まっています。

どのメタバースで遊びたいかによって、購入するコインを選定しましょう。

5、買ったコインを使える状態にする

購入したコインは、そのまま使うことができないので使える状態にする必要があります。たとえば、お金を銀行に預けたままでは使えないのと同じだと思ってください。

使えるようにするには、Web上の仮想通貨ウォレットへメタバースのコインを入れるだけです。

仮想通貨ウォレットとは、仮想通貨やNFTなどを管理するためのソフトウェア(ツール)です。

以下は、メタバースで使える仮想通貨ウォレットのオーソドックスな2つのサービスです。

仮想通貨ウォレットには、有名なところでメタマスクがあります。こちらにコインを入れておくことで、メタバースと連携してコインが使えるようになります。メタマスクは、Googleの拡張機能から追加でき、無料で使用できます。

したがって、最初はメタマスクを利用するようにしましょう。

メタバースのおすすめのサービスと始め方

ここでは、メタバースのおすすめのサービスを3つご紹介します。

1、Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

通貨名AXS(アクシー)
価格1AXS = ¥2,988.48円 (2022年5月11日 時点)
公式サイトhttps://axieinfinity.com/

アクシーインフィニティとは、ベトナムで開発されたNFTゲームです。世界でもっとも人気の高いNFTゲームの一つです。

アクシーというモンスターを戦わせるゲームで、ポケモンやドラクエに似たゲームです。

プレイしながら稼ぐことも可能で、東南アジアではAxie Infinityだけで生計を立てている人もいます。初心者の方でも、月2万円ほど稼げるのでゲーム好きな人には遊び&副業にぴったりですね。

2、The Sandbox(ザ・サンドボックス)

通貨名SAND(サンド)
価格1SAND = ¥207.38円 (2022年5月時点)
公式サイトhttps://www.sandbox.game/jp/

サンドボックスは、NFTゲームです。また、LAND(ランド)と呼ばれるメタバース上の仮想の土地を提供しています。LAND上に、オリジナルのゲームを作成したり、ゲームのキャラクターやアイテムなどを作成できます。

ビジネスの立ち上げも可能で、企業がLANDを購入しイベントの開催やショップの設置を進めています。なお、購入したLANDの貸し借りも可能なので、メタバース上で不動産賃貸のようなビジネスの展開も可能です。

ソフトバンク社は20221年11月、サンドボックスに105億円を出資しています。また、さらにサンドボックスが新たな資金調達で出資を検討しているという発表がありました。

それほど、将来性が期待されているサービスなのですね。

3、Decentraland(ディセントラランド)

通貨名MANA(マナ)
価格1MANA = ¥134.40 (2022年5月時点)
公式サイトhttps://decentraland.org/

ディセントラランドは、サンドボックスと似たようなメタバースのサービスです。歴史は一番古いと言われています。

アソビシステム社を始めとして新興3社が、メタバース上にMetaTokyo株式会社(メタトーキョー、東京・渋谷)を設立しました

Bloomberg Intelligenceは2021年12月1日、メタバース市場は2024年には7833億ドル(約88兆円)に達すると予測を発表しています

それほど、メタバースは盛り上がっています。

メタバースを始めるために必要な機材

VRゴーグル

メタバースを始めるにはVRゴーグルが必要です。

なぜなら、メタバースの非現実空間を体感するためには、VRゴーグルがあったほうが体感しやすいからです。

お金をかけずにとりあえず始めるという人は、スマホを取り付けるタイプのVRゴーグルでも十分に楽しめます。

その後、メタバースを続けるとなったら画面付きの高性能なVRゴーグルの購入を検討されるとよいでしょう。なぜなら、高性能のVRゴーグルは、非常にリアリティがあり目も疲れにくいからです。

VRゴーグルなしでもメタバース自体は始められます。しかし、せっかくメタバースを始めるのでしたら、VRゴーグルは用意したほうがメタバース空間を大いに肌で体感できます。

VR対応パソコン

VRに対応したパソコンも必要です。メタバースのサービスによって、要求されるパソコンのスペックはさまざまなので、一概にどれ以上のスペックが必要だとは言い切れません。

3Dゲームを動かすためには、それなりのスペックのパソコンが必要になります。

メタバースのサービスによって推奨されるスペックのパソコンがあるので、購入時にはしっかりリサーチして購入するようにしましょう。

たとえば、大多数の人が登場するメタバースでしたら、以下のスペックがあれば十分でしょう。

・CPU:Intel Core i7-9700 / AMD Ryzen 7 3700X以上
・メモリ:32GB以上
・グラフィック:GeForce RTX 3060以上

その他ヘッドフォンやマイクなど

これから始める初心者の方でしたら、VRゴーグルとVR対応のパソコンのみで始められます。しかし、始めていくうちに、もっとリアリティをもとめたいとなると、イヤホンやヘッドフォン、マイクなども必要になってきます。その際は、メタバースでよく使用されているアイテムをリサーチして購入されるとよいです。

メタバースの始め方【まとめ】

メタバースを始めるまでは、仮想通貨を購入するなどやることはありますが、決して難しくはありません。

現在使用しているパソコンでも、十分メタバースを始められるかもしてません。

この記事が、メタバースを始めるきっかけになればうれしいです。

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